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南の島で旅するように暮らす日々 by はま
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大捕物帳
夜9時頃、車に乗って小さなシマ(集落)の道路を走っていると、
道の真ん中で知り合いの車がライトを照らしたまま停車していました。

「ハブじゃない!?」と相方。

知り合いが熊手(!)を片手にハブを獲ろうとしてたのです!!!

ギャャァー! 
私と相方は興奮して、すぐさま車を降りました。

ハブが道路を横切っているのを見たことは何度もありますが、
実は獲るのを目の前で見るのは初めてだったのです。

ハブを捕まえて役場に持っていくとなんと4000円もらえます。

だからタクシーの運転手さんとか、
地元の人はハブ棒(ハブを捕まえる棒)とハブ箱(ハブを入れる箱)
いつも車に積んでいる人も多いのです。

でも知り合いも内地から来たIターン者で、
どちらの車にもハブ箱もハブ棒も積んでなんかいません。

近くにあった棒状のものでハブを押さえるのが精一杯。
知り合いの車に積んであった大きなタッパーみたいなのに入れようとしますが、
なかなか入ってくれない。

そんな騒ぎを聞きつけてすぐそばの家のおばちゃんたちが寄ってきました。

「ハブ、ハブがいるよ〜!」と相方が言うと
おばちゃんたちも興奮。

このハブが家の中に入ってきたらたまったもんではありませんからね。
だからなんとしても相方たちは捕まえなければならない。

相方と知り合いが熊手と棒でハブを押さえようとしているのをみて、
おばちゃんが「あっげぇー」「そんなんじゃダメよ〜!」とダメだし。

私「すいません、ナイチッチュ(内地・本土から来た人)なんで・・・」と言うと、

おばちゃん「だろー! (ハブ獲るの)ヘタクソ〜!」って。

ス、スイマセン(涙)・・・。
これでも必死でがんばってるんですけどね。
確かに相方たちは写真で見ても明らかにへっぴり腰(一番へっぴり腰が相方です)。


大捕物帳_f0126607_1165570.jpg


そこでちゃんとハブ棒を持ったおじちゃん登場。

やはりこのおじちゃん、シマッチュ(島の人)ですね〜。
ひと言もしゃべらず、落ち着いた様子でハブに向かっていきます。

狙いをさだめてハブ棒を「カシャッ!」。
ハブ棒は細長い棒に大きなかぎ針のようなものがついていて、
引き金を引いてハブの首根っこ(どこが首?)を捕まえます。

奄美大島開運酒造さんのブログにハブの捕り方の説明がありました。
ハブのとりかた
ハブ1匹4千円

しかし、この捕まえたハブをハブ箱に入れるのがけっこう難しいみたいです。
しかもここのあるのはタッパーみたいなやつ。

そこで、おばちゃんが「コレ、コレにまず入れなさ〜い」と持ってきたのは
畑にあった配合飼料を入れるような大きなビニール袋。

おじちゃんがそこにハブを入れて、
ヒモでビニール袋をグルグル巻きにして口を閉じます。
ハブが窒息しないかちょっと心配ですが車の中で出てきてしまっては命が危ない。

ビニール袋に入れたハブをさらにタッパーに入れて
知り合いはそれを車に積み、
ハブ大捕物帳はやっと終了しました。

ひゃー! 疲れましたー!

私は見ているだけでしたけど、
しかも途中で「あ、カメラカメラ」と
こんな時もジャーナリズム精神を忘れません。
でも興奮しまくってて、ほとんど撮れませんでした。
ちゃんとハブ写ってないし。

原ハブ屋さんで「ハブと愛まショー」を何度も観ているので、
ハブの獲り方、確保した後の作業などいかにも簡単そうで
自分にもスムーズにできそうな気がしていましたが、
やっぱりわたしには無理ですね・・・・。
知識はかなりなものだと思うんですが(笑)。

目の前にハブがいたら、ものすごくコワいよなぁ。
カエルの気持ちがよく分かりました。

あの長い体でこちらに向かってきて、
ハブにうたれたら(ハブに咬まれることをこちらでは「うたれる」と言う)・・・。

たとえハブを見つけて「あ、4000円が落ちている!」と思っても、
(島に3年も住んでいると、最近はハブがお金に見えてくるように・・・)
慣れない人は手を出してはいけませんね。
本当に危ないです。



****

次の日。

捕まえられたハブは無事に役場で換金されたそうです。

お腹がちょっと裂けていたし、
もしかして窒息していて死んでいたらお金がもらえないのです。

相方はなんと1000円も分け前をいただいちゃったとか。
Iさん、お気遣いありがとうございます!

相方がこれに味をしめて
ハブ箱とハブ棒を買わないか心配です。
by agenoshima | 2007-10-12 22:46 | 島ならでは
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